2024年10月8日 第1回「空き家にあかりを研究会」を実施します
空き家や少子高齢化など地域課題に取り組む実践者のみなさんの成功事例・失敗例をお互いに学び合うプラットフォーム「空き家にあかりを研究会」を立ち上げます!
長年、豊田市の中山間地域をフィールドに地域課題の研究をされてきた名古屋大学大学院教授の高野雅夫先生と、当社団の代表理事で社会起業家の戸田友介をナビゲーターに、毎回特別ゲストをお招きし、ざっくばらんに不定期開催で進めていきます。
記念すべき第1回のゲストは、釜戸空き家活用・移住推進チーム(岐阜県瑞浪市)です!クラフトビール工房を拠点に、2年で7世帯14名を受け入れた釜戸。なぜこれほど短期間に成果を出すことができたのか。そのポイントをお訊きします。
釜戸移住見学ツアーの仕上げは美味しいクラフトビール片手に移住談義??活動のお話を聴いて、参加者同士お互いの課題共有もしてみたいと思います。
【開催日】2024年10月8日(火) 19:00ー21:00
【対象者】地域課題に関心のある方はじめ、どなたでも!
【参加費】無料
【内 容】
・特別ゲストの講演&インタビュー
・参加者の感想共有&経験交流
【視聴方法】ZOOMによるオンライン(申込者に後日、メールにてID・パスワードをご連絡いたします)
【お申込】WEB事前申込制。下記の「申込フォーム」にお名前、メールアドレス等を入力し、お申し込みください。
申込フォーム:https://forms.gle/VPss2YMAQNpTF6yEA
【申込締切】2024年10月8日(火)12:00
■この活動は高野雅夫先生のご著書『中山間地域を存続させるための移住・定住・空き家活用取り組み実践ガイド」の販売収益で実施します。是非、こちらもチェックしてください→https://amzn.asia/d/7ctH7eP
■釜戸空き家活用・移住推進チーム(岐阜県瑞浪市)について
釜戸(かまど)はJR中央線で名古屋から一時間弱、釜戸駅の周辺にこじんまりした市街地がある古い町です。市街地から一歩出れば田んぼが広がり、美しい里山の景色があります。かつては窯業材料の生産で栄えた釜戸の町は衰退し、ほとんどの商店が店を閉じ、空き家だらけのいわば「仮死状態」の町でした。
地元出身の 東恵里子 さんは、いったんは「何もない」と思った町を出て外で仕事をしていましたが、地元の町が気になりUターン。仲間とともにクラフトビールの工房を立ち上げました。さらに町を元気にしたいと、地元の住民自治組織に働きかけて、空き家の活用・移住定住支援の活動をスタートさせました。4人のメンバーが集まり、2022年4月から活動開始。まずは空き家の調査。外観調査や聞き込みで確認された空き家の情報をGoogle Mapに蓄積。人口2,400人、約1,000世帯の町で現在までに85軒の空き家が確認されました。
クラフトビール工房の常連客をはじめ、移住希望者の情報が口づてにチームに届き始めます。これまでに空き家を見学した人は65名。そのうち7世帯14名の方が実際に移住しました。わずか2年の活動の成果としては目覚ましいものがあります。
今では地域の中で活動が認められ、住民から空き家や移住希望者の情報をもらえるようになり、住民自治組織から予算も割いてくれるようになりました。まだまだ空き家の家主さんまでたどり着けていない空き家が多いのが課題です。
なぜこれほど短期間に成果を出すことができたのか。そのポイントをお訊きします。
ご参加、お待ちしています~!